気象予報士試験【実技】エマグラムの問題は頻出!学科分野で実技の得点を伸ばそう
- 佐々木恭子

- 2025年9月23日
- 読了時間: 4分
こんにちは。TeamSABOTENのスクール講師・佐々木恭子(気象予報士)です。
「エマグラムとは何か?」「エマグラムを使ってSSI(ショワルター安定指数)を求める方法は?」といった基礎は、学科一般分野の熱力学で学ぶ内容です。
ですが、実技試験でもエマグラムを使った問題は頻出です。
エマグラムは、日本で広く使われている断熱図のひとつで、SSIを求めるだけのツールではありません。たとえば、
▶未飽和の空気塊を持ち上げたときの温度変化は「乾燥断熱線」をたどればわかる
▶空気塊の混合比がわかれば、どの高度・温度で飽和するかを読み取れる
▶飽和後にさらに上昇する場合は「湿潤断熱線」をたどれば変化を追える
といった具合に、エマグラムを使うことで多くの物理量を把握することができます。
■ 過去問ではどのくらい出題されているか?
現在(2025年9月)、気象業務支援センターで確認できる直近10回分の実技試験(第55回~第64回)をさかのぼってみると、2回を除き毎回エマグラムが登場しています。
特に第59回以降は連続して出題中です。
つまりエマグラムについては「苦手だから捨てる」よりも、「苦手意識をなくす」ほうが合格に近づけるといえます。

なお、前回のブログでも第64回試験のエマグラムの問題について書かれています。
併せてご覧ください。

■ エマグラム関連の問題、頻出は前線帯の構造
近年特に多いのが、前線面の高度や転移層の厚さなど、前線付近の大気構造を状態曲線から読み取る問題です。
これらは「過去問を解いて慣れる」だけでは不十分です。
そもそも前線とは何か? 鉛直方向にはどのような構造になっているのか? そうした基礎知識を押さえる必要があります。
決して実技分野で学ぶ新しい知識ではありません。
学科で学んだ内容を復習し、学科の理解を実技得点につなげていきましょう!
■ 9/28「試験で点をとる講座7」で学べること
これらの分析結果をふまえて、9月のオンラインライブ講座では、実技対策の基礎固めをテーマにカリキュラムを作りました。
実技っぽい内容も含まれますが、多くは実技に出題される学科一般分野です。私、佐々木恭子が担当します。

学科一般分野、エマグラムについては、「試験で点をとる講座(5)」でも解説しています。
こちらもぜひご覧ください。
※2025年9月28日開催「試験で点をとる講座(7)」とは異なる内容です
この記事を書いた人
TeamSABOTEN株式会社 取締役 気象予報士・防災士 佐々木恭子
●TeamSABOTEN気象予報士スクールからのお知らせ
TeamSABOTENでは、合格のための様々なコンテンツをご用意しております。
ぜひご活用ください。
■【試験で点をとる講座(7)】9/27(土)21時〆切!
2025年9月28日(日)13時~17時にオンラインライブ(アーカイブあり)で開催。
テーマは「学科で実技の得点を伸ばせ!」です。
第64回気象予報士試験の分析をふまえ、完全合格のための効率の良い学習方法を解説!
そのうえで、実技によく出る学科の知識と実技の基礎を復習し、得点を伸ばせるように講義を行います。
次の試験で合格を目指す方はもちろん、学科勉強中や実技初学者の方にもおすすめの講座です。

◆実技過去問解説(第51回~第64回)
TeamSABOTEN 気象予報士スクール
当スクールでは、学科分野から実技分野まで気象予報士試験に合格できる様々なオンライン講座をご用意しています。 また、長年 オリジナル模擬試験も作成・販売しており、 “ 気象の本質がよくわかる ” と 受験生に大好評です。 気象予報士の資格取得後は、気象の専門家を目指してスキルアップできる環境も整っています。
















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