【気象予報士試験】過去問は何回分まで遡る?過去問の適切な利用方法 <その1>
- 奥田純代

- 2025年9月21日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年9月22日
こんにちは。TeamSABOTENのスクール講師・奥田純代です。
気象予報士試験の問題と解答例は、気象業務支援センターのホームページから過去10回分をダウンロードすることができます。
このため、ほとんどの受験生が気象予報士試験対策として過去問を活用すると思いますが、そこでよくスクールに寄せられるご質問が「過去何回分やればいいの?」というものです。
やってもやっても不安になるから「とりあえず過去問をたくさん解けばいい」というのは、時として非効率な学習につながることも。
今回は、特に学科専門の過去問の適切な利用方法をお話しします。
■ まずは過去10回分をやろう
学科試験では、過去に出題された内容とよく似た類題が頻繁に出題されています。
例えば、第64回試験の学科専門問5を見てみましょう。

このように、全く同じ文ではないものの、問われている知識は同じであることがわかります。
過去問を解くことは、単に知識の定着を図るだけでなく、出題傾向や問題の難易度を把握し、試験の形式に慣れるためにも有効です。
まずは、過去問は過去10回分(過去5年分)をやることをお勧めします。
■ 出題頻度の高い分野は過去問でOK

独自調べによる過去10回(第64回~第55回)に出題された問題の内容別出題回数・5回以上をみると、特に以下の3つの問題は高い頻度で出題されています。
台風の特徴
気象レーダー(二重偏波含む)
適中率・空振り率・見逃し率・補足率
これらは過去10回分の演習で十分な対策が可能と言えます。
■ 過去10回分では学習範囲に偏りがある
「ならば、過去10回分を完璧にすれば合格できるのか?」
残念ながら『できる』とは言い切れません。
上のグラフに出てきていない問題は出題回数が少なく、なかには過去10回分に全く出題されていない問題も多数あります。
<出題回数0回の問題(過去10回分中)>(一部抽出)
ポーラーロー
竜巻発生確度ナウキャスト
竜巻注意情報
OLR指数
コスト・ロス
これらの問題は、今後出題されないという訳ではなく、たまたま過去10回は出題されていなかっただけで、この先の試験で出題されることは十分に考えられます。
つまり、過去問を利用した学習は、学習範囲と分野別学習量に偏りがあるため、出題頻度の高い分野の問題は十分に対策できますが、出題頻度の低い分野の問題は手薄なままになってしまうのです。
「では、どうしたらいいのか?」
続きは、次回のブログで...
TeamSABOTEN 気象予報士・気象防災アドバイザー 奥田純代
●TeamSABOTEN気象予報士スクールからのお知らせ
TeamSABOTENでは、合格のための様々なコンテンツをご用意しております。
ぜひご活用ください。
2025年9月28日(日)13時~17時にオンラインライブ(アーカイブあり)で開催。
テーマは「学科で実技の得点を伸ばせ!」です。
第64回気象予報士試験の分析をふまえ、完全合格のための効率の良い学習方法を解説!
そのうえで、実技によく出る学科の知識と実技の基礎を復習し、得点を伸ばせるように講義を行います。
次の試験で合格を目指す方はもちろん、学科勉強中や実技初学者の方にもおすすめの講座です。
◆実技過去問解説(第51回~第64回)
TeamSABOTEN 気象予報士スクール
当スクールでは、学科分野から実技分野まで気象予報士試験に合格できる様々なオンライン講座をご用意しています。 また、長年 オリジナル模擬試験も作成・販売しており、 “ 気象の本質がよくわかる ” と 受験生に大好評です。 気象予報士の資格取得後は、気象の専門家を目指してスキルアップできる環境も整っています。














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