【気象予報士試験】実技の過去問「○周すれば合格できる」という妄信
- 折本 治美

- 2025年10月19日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年10月20日
こんにちは。TeamSABOTENの事務局スタッフ・折本治美です。
第64回気象予報士試験の合格発表から1週間ほど経ちました。みごと合格された方、おめでとうございます!手ごたえがあったのに残念だった方もいらっしゃることでしょう。私は長い間実技試験の手ごたえすら感じられませんでした。当時を振り返り、過去問に関するかなり恥ずかしい体験談をお話しようと思います。
■そびえたつ実技の壁
学科の学習をひと通り終えてから一般、専門の合格後、実技試験の採点をしてもらえる段階に入ってからが長いトンネルでした。その頃書いていた日記には「またダメだった」「あんなに勉強したのに」というぼやきが。今になって振り返れば、そりゃ無理だよ、というツッコミどころ満載なやり方をしていました。
■当時の過去問の使い方
そのダメなやり方とは…。「過去問を○周すれば合格できる」という情報を信じて過去問をひたすら解きました。ただ解くだけ。市販のテキストを読み進めながら気象業務支援センターに掲載されている過去問を解いては自己採点し、今回は○○点だった、と一喜一憂する日々でした。解答例を覚えてしまうことは無かったのですが、繰り返すうちにその問題に対してだけはなんとなく点数が取れるようになっていきました。70点取れたから今度こそ、と受験するものの、初めて見る問題に玉砕。このパターンを繰り返していました。
■過去問は理解を深める教材だった
そんな時、Youtubeで佐々木恭子先生の「実技強化コース」(現在の実技事例演習コース)を知り受講。天気図から情報を読み取れることを実感し、それまで天気図の見方さえ全然理解していなかったことに愕然としました。この講座で現象の理解を進め、解説付きの模擬試験(現在の全国統一予報士モシ)も受けました。試験問題の解説を直接聴くとこんなにスッと内容が入って来て理解できるんだ!と嬉しくなりました。実技の基礎は天気図。そして現象を理解していないと予報なんて作れない!だから合格できるわけない。今思えば当たり前のことに気づくことができたのでした。その後は過去問の解説書を買い込み、問題を解くだけではなく、なぜその答えになるのかをじっくり考え、調べ、勉強しなおしました。過去問を利用するなら、最初は自力で解いて答え合わせをしながら理解を深め、確認のために2回目を解く。徹底的にその問題を理解すればそれだけで十分だと思います。回数をこなすよりも、どのくらい理解できているかが重要なのでした。
そのようなやり方を始めたら、過去問を解くたびに様々な事例に向き合うことができました。
■学科の理解も深まり合格
過去問の使い方を変えてからは実技試験に手ごたえを感じるようになりました。そこに行きつくまでに学科一般と専門の免除切れを交互に2回体験してしまいました。学科を勉強し直しするうちに実技の内容と学科で学んだことが結びつくのを感じるようになりました。図らずも学科を学び続けたことが役に立ったのですね。初めは難解だった「一般気象学」がすらすらと頭に入って来る!と実感した頃ようやく合格することができました。専門のテキストは買いなおしました。5年の間に厚くなっていました!実技試験に学科の知識は必須なんですよね。

■教材を有効活用しよう
あの頃、実技の入門から直前対策まで全て揃っている「実技完全パック」や学科の基礎から実技まで全て学べる「模試付き総合パック」があれば、もっと早く合格出来ていたと思います。サボテンの動画教材は無期限で繰り返し見られるし、過去問の解説も付いています。初めて見る問題対策には「気象予報士合格模擬試験」がおすすめです。これから合格を目指す方にはこれらの教材をぜひ有効活用していただきたいです。
TeamSABOTEN 事務局スタッフ・気象予報士 折本治美
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