【気象予報士試験】過去問は何回分まで遡る?過去問の適切な利用方法 <その2>
- 奥田純代

- 2025年9月24日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年9月24日
こんにちは。TeamSABOTENのスクール講師・奥田純代です。
前回のコラム<その1>で、学科専門では過去問を10回分(過去5年分)やることで出題頻度の高い問題に対しては十分対策できるけれども、出題頻度の少ない問題は学習量に偏りが出て、対策としては不十分であることをお話ししました。
今回は、その解決法と過去問を利用する際の注意点をお話しします。
■ 要注意!過去問の落とし穴
「出題頻度の低い分野の問題は、もっと過去問を遡って解けばいいのでは?」
と思うかもしれませんが、これには注意が必要です。
古い過去問を利用する際、気象現象の基本的な構造や気象衛星画像の読み取りなど、今も昔も解くための知識が変わらない分野は問題ありませんが、数値予報などの予報技術や防災気象情報等は気象観測技術や予報技術が常に進歩しているため、正解が変わってしまう問題も含まれています。
例えば、第51回試験の学科専門問5(a)を見てみましょう。
大雨特別警報について次の文の下線部の正誤を答えよ。
(a) 雨を要因とする大雨特別警報の指標として,降水量と土壌雨量指数の2つが使われている。
当時の解答は「正」となっています。
しかし、下の図を見てわかる通り、大雨特別警報の指標は改善を重ね、現在は降水量は使用されていません。

よって、現在の指標によると、この問いは「誤」となります。
このような情報の変更を自分で収集し、変更内容を理解して学習内容のどの部分に影響があるのかを調べ、常に最新の情報を把握することは非常に手間がかかります。自分で調べることは、勉強にもなりますが、非効率な学習につながる可能性もあります。
■ 過去問の弱点を補う「模擬試験」の活用
過去問だけではカバーしきれない、これらの弱点を克服するためにおすすめしたいのがTeamSABOTENの気象予報士合格模擬試験です。
TeamSABOTENの模擬試験は、単なる過去問の寄せ集めではありません。
試験傾向を分析し、過去問にはないオリジナル問題や新しい情報、出題頻度が低いながらも重要な問題も盛り込んで作成しています。
■ 模擬試験のメリット
最新の試験傾向に対応
観測技術や予報技術の向上に伴う情報の変更、過去問にはない新しい情報に関する問題にも対策ができます。
出題頻度の少ない分野の問題も演習可能
過去問だけでは演習量が不足しがちな分野についても、バランスよく出題されているため、効率的に弱点の補強ができます。
本番さながらの演習
本番と同じ時間制限で問題を解くことで、時間配分の感覚をつかみ、実力を把握することができます。
過去問で試験の出題傾向や出題内容に慣れてきたら、ぜひTeamSABOTENの気象予報士合格模擬試験に挑戦してみてください。
過去問の繰り返しだけでは見えなかった自分の弱点を把握し、合格に向けてしっかり対策をしていきましょう。
TeamSABOTEN 気象予報士・気象防災アドバイザー 奥田純代
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TeamSABOTENでは、合格のための様々なコンテンツをご用意しております。
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◆実技過去問解説(第51回~第64回)
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