●「気象予報士って、どうやったらなれるん?」Part.2
生まれも育ちも群馬県の気象予報士、TeamSABOTENの河原です。
今回のblogにも、上州弁が入っています(基本、赤文字が上州弁です)。
よろしくお願いいたします。
今回は、3回前のblog「気象予報士になるには?」Part.1につづいて、Part.2です。
気象予報士は国家資格なので、国が実施する試験に合格しなければなりません。
実務経験や年齢などの制限はなく、誰でも受験することができます。
なので、これまでに小学生が合格したこともあります。
試験の平均合格率は5.5%ですから、大人でも難しい試験なのに小学生なんて凄いですね。
では、気象予報士試験の合格ラインはどれぐらいなのでしょうか?
●試験の合格ライン
調べたところ、過去10年(第41回~第61回)の気象予報士試験の合格ラインは以下の通りです。
試験は、学科一般、学科専門が五肢択一式で出題数は15問、解答はマークシートへ記入します。
なので、表の数字は15問中の正解した問題数を示しています。
実技は、記述式のため、2科目の合計点のうちの正答率(%)を表に示しています。
受験者数と合格者数の単位は(人)、合格率は(%)です。
色を着けてある部分は、学科は11問以上、実技は65%以上で合格となった回です。
学科の合格ラインが12問以上になったことはありません。
問題に不備があった場合は、その問題が無効となり、合格ラインが下がることがあります。
それでも合格ラインは10問または9問です。
近年の第50回以降に限ると、9問で合格となったのが1回(第55回専門)しかありません。
試験主催者が公表している合格ラインの目安は学科の場合11問ですから、それを目標に取り組みましょう。
実技は主催者がいう合格ラインは70%ですが、60%台になることが多いようです。
記述解答において、部分点がどれぐらいもらえるか、などが公開されないため、自己採点が難しいのですが、70%とれるのを目標に学習していきましょう。
いずれにしても、合格ラインが大きく下がるような事はない、ということがわかりました。
合格率は平均で5.5%ですが、4.0%という回もあったようで、なかなか厳しい試験ですね。
さすが、難関国家資格と言われるだけのことはあります。
●気象予報士への挑戦は1年~数年かける計画で
気象予報士試験を突破する難しさがよくおわかり頂けたかと思います。
相当な覚悟をして、準備、実行を重ねても、普通は複数回の受験が必要となります。
1回で合格する方もいますが、それは稀であり、突出して凄いことです。
試験は年に2回ありますから、最低でも1年計画で、
多くの方は数年かけて合格しますから、2~3年計画ぐらいをオススメします。
逆に2~3回落ちても凹む必要はありません。
合格時期の目標を立てずに、じっくり学習を進める方法もあります。
気象予報士試験は、努力を重ねれば、いつかは合格できる資格でもあります。
●試験突破にはTeamSABOTEN気象予報士スクールへ
平均合格率5.5%突破に複数年計画で臨む。道のりは厳しいですね。
でも・・・。
「安心して下さい。履いてますよ。」
じゃなく。
TeamSABOTENでは、気象予報士試験合格のために様々なコンテンツをご用意しております。
是非安心してご活用ください。
今回は実技突破のためのコースをご案内します。
6月から始まるZOOMライブ講座
採点・添削・成績表サービス、解説ライブがオプションで選べます
実技は8種類ありますよ!
実技の学習に役立つ動画が130本以上あります!
スクールの実績は19年以上(2024.4現在)あります。
どうぞ安心してお任せください。
河原もスクールで講師をやったり、教材作りなどをしています。
次回の記事は・・・
「過去10年の気象予報士試験を分析」その③として
専門科目のことを書く予定です。
お楽しみにぃ~。
最後に・・・。
blogで「こんな事を話題にして欲しい」とか、「こんな記事を書いて欲しい」
とか、リクエストをお寄せいただければウレシイです。
blog下のコメント欄にでも記載していただけると、スタッフ全員喜びます。
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またあとでね~。
TeamSABOTEN 気象予報士 河原隆之
TeamSABOTEN 気象予報士スクール
当スクールでは、学科分野から実技分野まで気象予報士試験に合格できる様々なオンライン講座をご用意しています。 また、長年 オリジナル模擬試験も作成・販売しており、 “ 気象の本質がよくわかる ” と 受験生に大好評です。 気象予報士の資格取得後は、気象の専門家を目指してスキルアップできる環境も整っています。
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