
第63回試験 合格
ゆず さん(女性、東京都、女性)
受講歴
実技集中講座、実技過去問解説、試験で点をとる講座、全国統一予報士モシ、はじめての天気図解析、サブスク(SABOTEN’s CAMP)
コメント
【気象予報士の学習や試験のことについて】
・勉強を始めたきっかけ、目的
小学2年生の頃、気象予報士で女性アナウンサーだった方に憧れて、気象に興味を持ち、いつか気象予報士になりたいと思っていました。その方に、当時初めてのファンレターを送ったところ、「空と天気番組を眺めて、頑張ってください。」というお返事のお葉書を頂けて、ずっとお守りのように持っていました。中学の頃、薬学に興味を持ち、現在の仕事に繋がっていますが、やはり気象予報士の資格を取る夢を諦めきれず、勉強を始めました。
・勉強期間
2023年9月~。1年半くらいです。
・1日の平均勉強時間
子ども(未就学児)がいて、夫の休みも不定期ですので、土日にまとまった勉強時間はなかなか取れませんでした。夫に子どもを任せられる日は、仕事帰りにカフェに寄って勉強したり、寝かしつけをしてもらっている最中に勉強したりしました。
・学科一般で苦手だったところ
計算問題、温位・比湿などの用語の定義(一度理解してもなぜか数日後にはフワッとしか覚えていない)
・学科専門で苦手だったところ
ガイダンス、気象衛星
気象業務をやったことがないのでガイダンスのイメージが付かず、教材の文章を読んでも分かるような分からないような、、という感じでした。
・実技で苦手だったところ
前線作図、鉛直断面図
・苦手だったところを克服した勉強方法
学科については、とにかく過去問演習。フワッとではなく、人にきちんと説明できるレベルかを意識していました。学科専門は、初めての試験で参考書だけではカバーできず10点であと1点足りず不合格だったことが悔しく、気象庁HPの知識・解説のページを試験に出るところは全て印刷してファイルし、隅から隅まで読んで重箱の隅対策をしていました。サボテンの3分間ラーニングも全部見て、ノートに纏めていました(お陰様で2回目の専門試験は14点でした)。実技試験も、まずは過去問演習が第一。それ以外はたくさんサボテンの講座にお世話になりました。
・勉強していて楽しかったこと
どんどん問題を解けるようになる、佐々木先生や島下先生の解説についていける、短期予報解説資料を理解できて面白さを感じる等、気象の知識が自分のものになっていく感覚がとても嬉しく、楽しかったです。
・受験生におすすめの勉強方法
高校大学の勉強、仕事、子育てなどでなかなか纏まった時間が取れない方が多いと思います。5分でも時間があったら過去問をやる、現在天気などの暗記事項を確認する等、少しずつの積み重ねで勉強していくことを意識すると良いと思います。
またTeamSABOTENのYoutube動画は必見です!無料とは思えない動画がたくさんなので見なきゃ勿体ない!
【TeamSABOTENのスクールについて】
・感想(内容や難易度など)
試験で点を取る講座、実技集中講座ⅠⅡ、サブスクSABOTEN‘s CAMP、実技過去問解説動画を主に受講しました。
これらの講座を選んだ理由について。去年夏の第62回試験の実技で、実技1はやや簡単、実技2はやや難しかったと思います。そんな中、自分の自己採点で実技1、実技2共に60点。やや難しかった実技2よりもやや簡単だった実技1であまり点数が取れていないことの方が、大問題だと感じました。自分の解答からやはり基礎が固まっていないと分析しました。サボテンの講座にもいろいろな種類があって、全て受講できれば良いですが、お金と時間にとても余裕があるわけでもない。そこでまず、過去問の演習は徹底的にやることに加えて、自分に必要な講座は試験で点を取る講座と実技集中講座だと判断しました。
・役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)とその理由
☆試験で点を取る講座
トレーシングペーパーの有用性を初めて実感しました。
・低気圧やトラフの速度がどのように変化しているか、ひとめで分かりやすい。
・トラフ解析で、初期時刻、12時間後、24時間後が1枚の紙で分かるので、あり得ない方向や位置に解析することが減った。
・速度計算する際にも使える。
・強風軸が低気圧中心の北にあるか南にあるか分かる。
今回の第63回実技1でも36時間後の低気圧中心の位置(近いところにLスタンプ2つあって恐らく悩んだ方が多い)はどこか回答する問題がありましたが、トレーシングペーパーに書き込んでいた情報で答えにたどり着けました。
そして低気圧やトラフの速度計算!!この講座で計算の仕方を教えていただき、今回の試験でもほぼ筆算が必要ない計算しかしていないので、時間短縮になり、速度を求める計算問題は全問正解でした。
☆実技集中講座ⅠⅡ
実技の参考書だけでは、現象の理解に乏しく、過去問を解いていても問題作成者が何を聞きたいのか分からず、一問一問ただ答えているだけという感覚でした。それぞれの現象の基礎を理解したことで、問題のストーリーが分かるようになったと思います。一見実技試験の点数に直結しないように思えるかもしれませんが、現象をきちんと理解することがどれだけ問題を解く上で大事か分かりました。実技集中講座はライブで参加し、後日アーカイブも見て、理解を深めました。この資料は、試験当日も会場に持っていき、最後まで見直していました。
☆SABOTEN’s CAMP
模型で分かる天気図解析や、試験直前の島下先生の前線の講座、佐々木先生の用語の講座、とても役に立ちました。第63回の実技1と2の天気図を記念に模型にしてみたいなと思っています。
☆実技過去問解説動画
佐々木先生の過去問の解説は問題自体の解説というより(それもありますが)、出された天気図の見なくてはいけないポイント、強風軸やトラフの解析を主にしています。それがとてもよかったです。問題自体の解説はネットでもいろいろな方が解説してくれていますが、問題に直接関わらないところはなかなか解説されている方は少ないです。でも問題に直接関わらないところは重要ではないわけではなくて、別の問題で応用が利くようになり、力がついていきます。佐々木先生の解説動画を見る前は、低気圧の問題だったらその低気圧の前線しか見ていませんでしたが、低気圧付近の怪しげな等圧線の膨らみや、低気圧周辺の高気圧の影響も考えるようになり、天気図を見た時の視野がとても広がりました。
【試験日や合格発表日のことについて】
・合格発表日のエピソード
合格発表で自分の受験番号を見つけた時には、小さい頃からの夢が叶ったことが嬉しく涙が溢れました。家族もみんな喜んでくれて、お祝いしてくれました。また試験前にサボテンの先生にXで「良いご報告が出来たらいいなと思います」とリプしていましたが、結果良いご報告が出来、合格祝いライブでおめでとうとたくさん喜んでくださって嬉しかったです。
【今後のことについて】
・気象予報士の資格を何に活かしたいか
活かし方は考え中です。気象のお仕事もしてみたいですが、子どもが小さいうちは、ハードすぎる仕事は出来そうになく。。でもいつかやりたいと思った時のために、今後も勉強を続けていきたいと思います。SABOTEN MATEでこれからもお世話になります!
【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
独学で合格できる人もいると思いますが、もし勉強の仕方はこれでいいのだろうかと悩むことがあれば、Team SABOTENおすすめします!
【自由記入欄】
サボテンの先生方のおかげで合格できたと思います。講義は本当に面白くて、カフェでもニヤニヤしながら聞いていたと思います(笑)。本当にありがとうございました!
そして合格して急に先生方の講義を聞けなくなると思うと寂しくて、それもあってSABOTEN MATEに入会しました(笑)。合格してもまだまだスタート位置にやっと立てただけだと思うので、今後もよろしくお願い致します。