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第64回試験 合格

らん さん(女性、東京都、社会人)

受講歴

サブスク(SABOTEN’s CAMP)、全国統一予報士モシ

コメント

【気象予報士の学習や試験のことについて】
◆勉強を始めたきっかけ、目的
 友人が数年前に気象予報士の資格を取得して、活躍しているのを見て憧れたため。
 環境系の仕事をしていて、大気の動きをもっと深く知って役立てたいと思ったため。
 毎日何気なく見る天気予報の仕組みをもっと知りたいと思ったため。

◆勉強期間
 1年半

◆1日の平均勉強時間
 平日は在宅仕事が終わったあと、子供が学校から帰ってくるまでの2~3時間、休日は4~5時間でした。休日は習い事の送迎を夫に頼み、その間を勉強時間に充てたりしました。ただ、あまり「最低でも何時間以上やろう!」と追い込まず、今週はこのあたりまでやろうと週単位でざっくりとやるべきことを決め、あとは“何もしない日を作らない”くらいの、ゆるめのスケジュールで続けました。

◆学科一般で苦手だったところ
 放射収支、大規模な大気の運動。
 一体何をしているのか、話のスケールが大きすぎて正直実感が湧かなかったです。

◆学科専門で苦手だったところ
 ガイダンス、北極振動・PNAパターンなどなど(全般苦手です)

◆実技で苦手だったところ
 エマグラム、前線解析です。何度繰り返しても、ぴったりかけた試しがありません。

◆苦手だったところを克服した勉強方法
 あまり多くのテキストに手を出さず、手持ちの物を使い倒して全部叩き込む意気込みでやりました。
・学科試験については、自己流の“間違いノート”を作って、どう間違えたのか・なぜ間違えたのかを整理し、試験直前に見返しました。また、3分ラーニングで、テキストで学習したつもりの知識の穴が多数露呈し、全て見切ることはできませんでしたが、見つかった穴については穴埋めを図りました。
・実技は、予報官X様を見て、資料でどういうところに着目するのかを掴んだりしました。ひたすら演習→復習を繰り返しました。また、どの動画だか失念してしまいましたが、佐々木先生が「エマグラムを見て、自由に持ち上げたりしてみて、遊んでみたらいいんですよ」とおっしゃっており、自分の中でエマグラムは当初苦手意識が強くて勝手に敵対視していたのですが、とても気持ちが楽になりました。

◆勉強していて楽しかったこと
 SNSで「この問題はあーだこーだ」と学習仲間と愚痴りあえたこと。笑
 天気予報の解説を見て、「あ、これ知ってる」が徐々に増えてきたこと。

【TeamSABOTENのスクールについて】
◆感想(内容や難易度など)
 日ごろから3分ラーニングや予報官X様を拝見していました。試験前には中間モシを受けたほか、64回の試験後にSaboten's Campに加入しました。
 予報官X様では、実際の気象庁資料をもとに先生方が解説してくださるのですが、自分で読んでも意味がわからなかったところが、先生の一言で一気に霧が晴れる感覚でした。
 正直、サボテンさんは「上級者が集う場所」というイメージがあって、最初はおそるおそる扉を叩いたのですが(笑)、中に入ってみると全然違いました。
 先生方はいつも楽しそうで、画面越しにも「気象が好き!」という空気が伝わってきて、こちらまで嬉しくなるほどでした。あの明るい雰囲気に救われた受験生は、きっと私だけではないと思います。
 あまり手を広げすぎないようにと、64回の試験前はSaboten's Campの加入を控えていたのですが、前線や用語の使い分け、みやしゅう先生の数学講座など、私の苦手な分野の解説がたくさん詰まっていて、早く入っておけば良かったと思いました。
 合格発表までは通常通り、過去問演習を繰り返していましたが、受講前と受講後では試験問題の“見え方”がまるで違いました。問われていること以外にも、その背景などを深掘りしてくださるので理解度が増しました。自力では絶対にできないことです。

◆受験生におすすめしたい、役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)
 全国統一予報士モシ(採点・添削・成績表サービス)
「自分の答案って、こう見られていたのか!」と衝撃を受けました。減点ポイントを具体的に教えていただけたことで、通常の学習では絶対に気づけない視点を得られました。ここまで丁寧に採点してくださる模試を他に知らないので、自信をもっておすすめします!

◆役立ったおすすめの教材での具体的な勉強方法
 模試添削でいただいたコメントをもとに、自分の“クセ”を洗い出しました。先生方のコメントは厳しくも温かく、「これを改善したら、もっと点が伸びますよ」と励ましも添えられてる感じがして、画面越しに見守ってもらっているような気持ちでした。一つ一つの指摘を丁寧に見直し、修正版の答案を作ることで、だんだんと自分でも成長を実感できるようになりました。

【試験日や合格発表日のことについて】
◆本試験の日のエピソード
 「はれるん」のマイボトルに飲み物を入れて持っていきました。はれるんのハンドタオルも一緒に。お守り代わりです。
 会場は成蹊大学で、大きな教室で長机に3人掛けでした。私は左端だったので右側のスペースが比較的広く、右利きなので右側に筆記用具をいろいろ置けて使い勝手が良かったです。

◆合格発表日のエピソード
 簡単と仰っていた実技1もボロボロで、合格の可能性は0だと思っていたので、気象業務支援センターで発表される合格番号は見に行かず、ハガキを待ちました。どうせ落ちてると思ったので、ヤケ酒を買って帰宅したらハガキが届いていたので、ダメもとで開封したら「合格」の文字が目に飛び込んできて、手が震えて信じられませんでした。

【今後のことについて】
◆気象予報士の資格を何に活かしたいか
 いまはまだ何も考えられず、これからどのように活かして行こうかゆっくり考えたいと思います。仕事に直接結びつかなくても、生涯有効な資格なので、間接的にでもいつか役立てられたら良いなと思っています。

【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
 スランプに陥っても伸びしろがある、とプラスに転換すること。
 焦ることでケアレスミスが起きやすいので、とにかく深呼吸して落ち着くこと。

【自由記入欄】
 Sabotenの先生方、本当にありがとうございました。
動画の向こうで笑いながら話してくださるその雰囲気が、勉強の辛さをやわらげてくれました。
「気象ってやっぱり面白いな」と思えたのは、先生方のおかげです。
そして、これからはSaboten mateのほうでお世話になります。これからも楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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