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第63回試験 合格

いっしー さん(男性、兵庫県、社会人)

受講歴

実技事例演習コース、サボテンの春期講習、サボテンの夏期講習、試験で点をとる講座、台風がわかる!サボテン実技模試、全国統一予報士モシ、実技の基本のキ、はじめての天気図解析、オリジナル合格模擬試験、サブスク(SABOTEN’s CAMP)

コメント

【気象予報士の学習や試験のことについて】
・勉強を始めたきっかけ、目的
 小学生の頃に新聞の天気予報の地図から興味を持ち、天気や地図から理科や社会が好きになりました。その結果、大学の理学部へ進学し、卒業後中学校の理科教員となりました。教員を引退するまでには、「気象予報士試験に合格する」と生徒たちには、宣言していたものの、なかなか本格的に勉強する時間もない状態が続いていました。50歳に近づき教頭になり、平日は忙しいものの、土日は部活動指導がなくなったためその時間を勉強に充てて頑張ろうと思い、本格的にスタートしました。

・勉強期間
 約2年。令和5年のSABOTEN夏期講習を受けるころから本格的にスタートしました。

・1日の平均勉強時間
 平日は、0~1時間、土日は2~3時間くらい。できない日もたくさんありましたが、直前はいっぱい頑張りました。

・学科一般で苦手だったところ
 計算問題。日頃は生徒に、湿度を求める計算問題などを出しておきながら自分は計算機で答えを確認していたので、手計算が苦手でした。また中学校で出てこないsinやcosは思い出すのに時間がかかりました。

・学科専門で苦手だったところ
 数値予報のしくみや地球規模の気象現象の理解が難しかったです。

・実技で苦手だったところ
 前線とトラフの作図が苦手です。

・苦手だったところを克服した勉強方法
 計算問題は、とにかく繰り返し解いて慣れながら、sin cosなどは高校時代を思いだしました。学科の間違えた問題や理解していない問題はノートに書いてまとめていきました。また、youtubeの「だいたい3分ラーニング」を全部見て、ノートにときながら間違えたところを復習することを繰り返していると学科の確認にとても役立ちました。
 実技は、一通りテキストで学習した後、いろいろな方が言われていた「拝啓、予報官X様」をすべて見ました。次に毎日、その日の気象庁の短期予報解説資料と高層天気図と数値予報天気図をiPadのノートアプリにダウンロードし、天気図の前線や高気圧、低気圧の位置を写したり、自分なりに強風軸やトラフの位置を図に書き込んだりした。正解かどうかわからないので、「ラジオっぽいTV」で同じ日の解説を佐々木先生がされる場合にはラッキーと思い、書き込まれている強風軸やトラフの位置を、動画を止めて写し、自分の考えたものと比べました。また、サブスクのオンラインスクーリングでは、質問した過去問のわからなかったところを説明していただき、不安を少なくして本番に臨めたことも大きいです。
   
・勉強していて楽しかったこと
 めんどくさい計算問題を解けて正解した時は達成感があり、次の問題へのモチベーションとなりました。

・受験生におすすめの勉強方法
 多くの方が言われている「だいたい3分ラーニング」と「拝啓、予報官X様」は無料で視聴でき、すごく役に立ちました。また、「ラジオっぽいTV」の「合格体験記」を朝の散歩をしながらよく聞いていました。他の人の勉強方法を聞けるとともに、合格された先輩の話を佐々木先生の語りで楽しく聞け、モチベーションのアップにつながりました。

【TeamSABOTENのスクールについて】
・感想(内容や難易度など)
 最初は、わからない面もあり難しいと感じたこともありましたが、丁寧に教えてもらえたり、解き方のコツを聞けたりして良かったです。

・役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)とその理由
 3回受験しましたが、「模擬試験」は受けておくべきだと思いました。過去問を解いて、自分で採点しても正解かどうか微妙なことが多々ありました。しかし、模擬試験では正誤の判断や「今回は正解にしているけれどもこう書いた方がよい」というアドバイスや部分点の判断もしていただけるので、その時点での実力がよく把握できました。また、自分では気が付いていない答えの言い回しや言葉の使い方の間違いを教えてもらえて、とても役立ちました。また、講座の中で出てきた宮脇先生「船乗りの速度計算」は、実技の計算問題を解くうえで、非常に助かりました。

・サボテンにあったら良かったと思う教材やコンテンツ
 特にないです。

【試験日や合格発表日のことについて】
・本試験の日のエピソード
 60回から受験し、61回で学科2つ合格しましたが、62回では合格できませんでした。そこで、学科合格した61回と同じように、気象神社のお守りを妻に買ってもらい(郵送で頼みました)、試験会場へは61回と同じようなルート・方法で会場へ向かい、同じように例のラムネを試験の合間に食べました。また、61回の気象予報士試験の模範解答と解説の本を持っていき、ゲン担ぎをしました。また、サボテンドリルの苦手なところを印刷し、会場でもう1回解きなおしました。特に⑧の計算問題と③の天気記号をじっくりやり直しました。

・合格発表日のエピソード
 試験後、サブスクの実技解答速報を見て、だいぶん減点があり、正式な解答例を見ても70%に届くのは難しそうでした。今回で学科の免除が切れるので次回に向けて頑張れるかどうか、当日までなかばあきらめた気持ちでいました。当日は卒業式でしたが、卒業式が終わり、休憩時間にホームページを見ると自分の受験番号があり信じられない気持ちで何度も見直しました。しかし、通知を見るまで、もしかして見間違いや番号の覚え間違いではという思いが消えませんでした。家に通知はがきが着いたら妻に開けてもらい、写真を送ってもらって少し実感できました。夜は会議があったので、合格お祝い&激励ライブには間に合わなかったのですが、あとからYoutubeを見て一緒に合格した方の仲間入りできたと喜びがこみ上げてきました。
 
【今後のことについて】
・気象予報士の資格を何に活かしたいか
 学校に努めている上で、気象は多くの場面で関係してきます。行事の天候だけでなく、雷や猛暑、気象災害など少しでも生徒の安全に役に立てるように、気象の学習を深めていきたいと思っています。

【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
 気象神社のお守りは最強でした(笑)。とにかく、時間内いっぱい最後まで頑張ることが結果に結びついたと思っています。おそらく自分は、数点の差で合否が変わるところにいたので、最後見直して単位ミスを見つけた問題が、結果的には大きかったと思っています。


【自由記入欄】
 Team SABOTENの皆様には、いろいろな講座や模擬試験等で教えて頂き、今回、気象予報士試験に合格することができました。本当にありがとうございました。今後、合格したこの資格を有効に使えるよう頑張りたいと思います。

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