top of page

第63回試験 合格

あめ さん(女性、東京都、社会人)

受講歴

実技★最初の一歩★講座、サボテンドリル

コメント

【気象予報士の学習や試験のことについて】
・勉強を始めたきっかけ、目的
 航空会社に勤務しているため、安全運航に関わる気象に元々興味がありました。
 コロナ禍でフライトが激減したことで時間ができ、勉強を始める良いきっかけとなりました。

・勉強期間
 約3年

・1日の平均勉強時間
 シフト制のため平均することが難しいです。
 長時間のフライトで勉強時間の確保が難しい日:5-10分
 休日:8-12時間
 とかなり幅がありますが、どんなに忙しくても5分はやりました。勉強時間があまり確保できなかった日の分を休日に補うというサイクルでした。

・学科一般で苦手だったところ
 計算問題。文系の学部出身のため苦労し、ギリシア文字の読み方から勉強しました。

・学科専門で苦手だったところ
 気象情報関係。重箱の隅をつつく問題も多く、内容も日々アップデートされるので常に勉強が必要だと思います。

・実技で苦手だったところ
 作図(特に等温線)

・苦手だったところを克服した勉強方法
 ①過去問演習
 過去問演習を繰り返す中で計算問題の苦手意識はなくなり、解くスピードも上がっていきました。第63回の実技試験は計算問題が多かったですが、ほぼ取りこぼさなかったため得点源になったと思います。

 ②ノート作成
 混同しやすい部分をまとめたノートを作りました。試験本番も直前まで眺めて確認していました。自信に繋がり、お守りにもなるのでおすすめです。

 またこれは勉強方法ではないですが、本当に分からない問題に当たった時は潔く諦めて他の問題に取り組む取捨選択も戦略だと思います。満点をとる試験ではないし(とりたいですが)、自分に分からない問題はおそらく他の受験者も解けません。それなら確実にとれる問題をつまらないミスでとりこぼさないようにした方がいいです。難問は余った時間で取り組みましょう。

・勉強していて楽しかったこと
 実技の勉強です。過去問演習を重ねるにつれ問題作成者の意図が手にとるように分かるようになっていき、次第にゲーム感覚で解けるようになりました。その境地に至ってからは合格まで早かったです。

・受験生におすすめの勉強方法
 ①過去問演習は必ず本番と同じ時間で解く
 特に実技は時間との勝負であることと、緊張感を持って勉強するためです。休日は本番と全く同じタイムスケジュールで問題を解いた日もありました。

 ②「脳のスタミナ」をつける
 試験本番は、特に全科目受験される方にとっては長丁場です。私はあえて仕事後の疲れている状態で実技の過去問を解いていました。疲労困憊の状態でも集中力を保ち、ケアレスミスをしないよう鍛えるためです。

【TeamSABOTENのスクールについて】
・感想(内容や難易度など)
 私は「実技 最初の一歩講座」とサボテンドリルのみの受講であったため、比較的易しい内容だったと思います。

・役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)とその理由
 ①サボテンドリル
 気象予報士試験の教材はどれも嵩張り(教材が分厚い)、時間のかかるものが多いです(特に実技対策)。その点サボテンドリルは隙間時間で簡単に取り組めるので、移動時間などを有効に活用できました。

 ②YouTube
 ほとんどのコンテンツを網羅しましたが、学科試験対策であれば「3分ラーニング」、実技試験対策であれば「拝啓、予報間X様」がおすすめのコンテンツです。特に「予報官X様」で気象予報士の目線や防災に対する意識などを養うことができたと思います。これが無料で観られるのは大きいと思います。

・サボテンにあったら良かったと思う教材やコンテンツ
 特になし

【試験日や合格発表日のことについて】
・本試験の日のエピソード
 前日
 作成したノートやこれまでの積み重なった教材を眺めて「ここまで頑張ってきた」と自分を鼓舞しました。持ち物などを早めに確認し、睡眠環境を整えて早めに就寝しました。

 当日
 学科免除者の教室だったからなのか、私の教室が自分以外全員男性だったことが印象深かったです。試験前や休憩時間はウィダーインゼリーやチョコレートで糖分を補給し、本番は「これで駄目だったらもう諦めよう」と思えるくらいやりきることができました。

 試験後
 記憶が新しいその日のうちに解答を復元し、後日発表される解答を元に自己採点しました。実技①が74点、実技②が68点くらいかなと思います。また、高円寺の気象神社にお参りに行きました。

・合格発表日のエピソード
 ようやくこれまでの努力が報われたという気持ちと、ある程度手応えがあったので「やっぱり」という気持ち半々です。周囲の人達も喜んでくれました。

【今後のことについて】
・気象予報士の資格を何に活かしたいか
 苦労して合格したからには趣味だけでなく仕事にも活かしたいと考えているので、最近は求人情報を漁っています。

【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
 実技試験はタイムプレッシャーに囚われる方が多いですが、基本的に問題はきちんと理解していれば時間内に解き終わるように作られていると思います。諦めずに学習を進めていけば意識せずとも時間内に解けるようになります。ですので「時間が足りない=勉強不足」だと捉え、どこで躓いたかを分析し、基本に立ち返って勉強してみてください。そうすれば必ず道は開けます。

【自由記入欄】
 SABOTENは合格だけでなく、資格取得後のスキルアップ講座も充実している点が魅力的だと思いました。今後も勉強を続けていきたいので利用したいと思います。「Pythonで気象GPVデータを可視化しよう」は受講したいと思っています。

無料メルマガ登録のバナー
bottom of page