
第62回試験 合格
板チョコアイスを毎日食べている男 さん(男性、社会人)
受講歴
実技★最初の一歩★講座、実技解答解説速報
コメント
【気象予報士の学習や試験のことについて】
・勉強をはじめたキッカケ、目的
これまで自分が育ってきた地域は台風や大雨などの災害が多い地域で、昔から気象学に興味があった。その他にもテレビで専門用語をわかりやすい言葉で的確に伝えている気象予報士の方に感銘を受けたことや、理系の知識を活かせることも理由の一つ。
・勉強期間
約3年。初めて受験したのは51回だったが(記憶が曖昧)、その時はお試しで受験しただけであった。その後勉強したりしなかったりで腰を据えて勉強を開始したのは55回から。その後も受験しなかった回もあるが、約3年要した。
・1日の平均勉強時間
平日は仕事で忙しくほとんどできなかったため、土日にまとめて約8時間ずつ勉強した。
・学科一般で苦手だったところ
物理学。自身の専門が化学だったため、分子量などは得意であったが、昔から物理が苦手で角保存則など高校時代の物理を思い出すのに苦労した。
・学科専門で苦手だったところ
直近の改正情報をあまりインプットできていなかった。キキクルなど。
・実技で苦手だったところ
前線解析は解答を見るとなんとなくわかったが、初見の問題だと全く違う場所に解析することが多く苦労した。
・それぞれ苦手だったところを克服した勉強方法
一般:計算問題は基本的に昔と回答は変わらないのでとにかく過去問を何度もやり直すことに重点を置いた。どうしてもわからない問題はあきらめることも肝心だと思い、その他を取りこぼさないようにした。
専門:一般以上に昔と回答が変わっている問題が多いため、古い問題集で勉強していると今と回答が異なるということが多々あった。回答の根拠をできる限り気象庁のHPから自分で探して見つけるようにした。
実技:とにかく問題を繰り返し完璧になるまで解き直した。5回以上同じところを間違えることもあったが、最後は回答を覚えるくらいまで繰り返した。
・勉強していて楽しかったこと
テレビで気象予報士の方が解説している内容がすんなり入るようになったときは勉強の成果を感じた。
・受験生におすすめの勉強方法
自身は自宅だと集中できないのでカフェで勉強することが多かった。お金はかかるのと雑音は入るが、短時間で集中して取り組めた。また、自分はジムに通うのが趣味だが、サボテンさんのyoutube動画はかなり充実しているため、ウォーキングやランニング中にさくっと動画を見ることで隙間時間を活用できた。
【TeamSABOTENのスクールについて】
・感想(内容や難易度など)
自身の理解力が追い付いていない頃だったこともあり、模試の難易度は正直高かった。ただ、解説は初心者向けというかかなり丁寧で分かりやすかった。
・役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)とその理由
youtube動画は試験に関連するものから短期解説資料の解説など含めて全て参考になった。このクオリティを無料で配信しているのには正直頭が下がる。
・サボテンにあったら良かったと思う教材やコンテンツ
学科専門で直近の改正情報に特化したコンテンツ(存在しているようでしたらすみません)
【試験日や合格発表日のことについて】
・本試験の日のエピソード
妻の妊娠中で産まれてもおかしくない日だったので色んな意味でドキドキしていた。試験は長時間になるので糖分を補給したり、休憩時間は外に出て過ごしたりした。
・合格発表日のエピソード
子供が産まれて数日後だったこともあり、正直発表日のことを忘れていた。ハガキが届いたことで気づいた。ただ、妻はずっと気にかけてくれており、妊娠中も勉強優先の生活を応援してくれたため、一緒にハガキを開いて合否を確認して合格の瞬間を共有できたのはよかった。
【今後のことについて】
・気象予報士の資格を何に活かしたいか
あくまでも試験に合格しただけなので、より専門的な知識をこれからもつけていきたい。自分の仕事と直結はしないものの、自分が目指した気象予報士になれるようになりたい。
【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
合格するまでに5回以上は受験しました。いわゆるベテラン受験生の域に入ると思います。途中で学科の免除切れとなった時には心が折れそうになりましたが、それでも一度勉強を始めた手前&自分がなぜこの資格を目指したのか振り返ってリスタートしてようやく合格をつかみとることができました。まずは学科の免除を狙ってその次に実技だけ合格を目指す方も多いと思います。私の場合、学科の知識が不十分なまま合格してしまい実技に進み、不十分な知識であるが故に実技に太刀打ちできずに振り出しに戻りました。学科に合格したからといってそれで満足するのではなく、各科目が密接に関連していることを認識したうえで勉強を進めるのがよいと思います。私のように時間を要さずに合格されることを願っております。