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第62回試験 合格

バジル さん(女性、社会人・育休中)

受講歴

実技事例演習コース、実技時短サーキットコース、サボテンドリル

コメント

【気象予報士の学習や試験のことについて】
・勉強を始めたきっかけ、目的
 子どもたちに正しい防災の知識を教えるため。
 近年の豪雨災害の頻発に際し、30mm/hの激しい雨という豪雨予報を受け取っても、それがどのくらいの強さの雨かも分からない自分自身に、いざという時に本当に子どもたちを守れるだろうか?と不安を感じ、第二子の育休中に防災士を取得していたことから、今回の第三子の育休中には気象予報士試験に合格するという目標を立てました。

・勉強期間
 産休開始後より1年弱(途中で出産を挟む)

・1日の平均勉強時間
 試験直前期(2024年1月、7~8月):平均6~9h/日
 上記以外:平均1~4h/日

 出産はもちろん、その他の家族のイベントに時間を割かざるを得ない時期もあるため、勉強に注力する時期としない時期でメリハリをつけて勉強しました。ただし、勉強が軌道に乗り出してからは、勉強時間を確保しづらい時期であってもそれまでの学習範囲を忘れないようにするため1h程度は勉強時間を確保することを心掛けました(できない日もありました…)。

・学科一般で苦手だったところ
 大気の力学

・学科専門で苦手だったところ
 長期予報

・実技で苦手だったところ
 トラフ解析、速度等計算問題、等圧線解析問題

・苦手だったところを克服した勉強方法
 一般:『精選問題集』を繰り返し解く
 専門:克服できず…
 実技:過去問の2周目で大問1を飛ばし(実況の情報のみ頭に入れた上で)、大問2以降を45分程度で解く練習を行う、サボテンドリルで速度や勾配計算問題を繰り返し解く、作図問題のみ繰り返し解く

・勉強していて楽しかったこと
 長男と一緒に十種雲形や天気記号を覚えたこと。夕食後やお風呂の時間に勉強していると子どもたちが応援してくれたこと。

・受験生におすすめの勉強方法
 『気象予報士かんたん合格テキスト 〈実技編〉 (らくらく突破)』の付録の天気記号一覧や気象庁HPの「全般気象情報などに用いるアジア・北西太平洋域の地名、海域名」などのとにかく暗記しなければならない資料をひたすらコピー&ラミネート&一つ穴パンチで穴をあけ&リングでまとめて、学習机備え付け用とお風呂場用の2セット作り、スキマ時間に目にする回数を増やせるよう工夫。このラミネート資料は試験直前も目を通し、大変活躍しました。子どもの知育も兼ねて七田式理科ソング・社会科ソングのCDを購入し、時間を決めてかけ流しをしました。特に日本地理がよかったです。
 実技については、サボテンドリル・講座などを活用し、穴埋め、計算問題、作図問題、中長文問題…とパーツに分けて繰り返し練習することをおすすめします。

【TeamSABOTENのスクールについて】
・感想(内容や難易度など)
 資料の質が高く、難易度も適切です。特に電子黒板解説、お手元カメラ等を始めとした動画の技術力が圧倒的に高く、天気図等に直接書き込んだ解説が大変分かりやすいと思います。また、質問に関しても、最初は他社の動画講義(学科メイン)を受講しておりましたので、こちらの実技事例演習コースで質問受付サービスを利用し他社と比較しましたところ、質問へのご回答が早く、資料も見やすく(他社はメールでのやり取りだったので非常に見辛く、復習するために自分でwordに貼り付ける等整理し直す必要がありましたが、こちらでは体裁の整った資料がPDFで頂けました。時間が限られている中、大変ありがたかったです)、内容も親切で分かりやすく、言葉遣いも孤独な試験勉強をしている身にとっては大変染み入るものでした。

・役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)とその理由
 将来の子どもたちの教育費を勘案すると、自分の資格取得に多くの費用を出せない状況にありました。一方で、育休中に受けられる第63回試験までに合格したかったので、自分自身で弱点を分析した上で事例ごとに購入できる実技事例演習コース、実技時短サーキットコース、サボテンドリルは大変ありがたかったです。
 まずは、『拝啓、予報官X様』を視聴されることをおすすめいたします。シリーズのうち一部の動画では質の高い資料も無料で入手できます。もし将来子どもたちが気象予報士試験に挑戦することがあれば、私は最初からTeamSABOTENの講座を利用することを薦めるつもりです。

・サボテンにあったら良かったと思う教材やコンテンツ
 サボテンドリルの解説を作成していただきたいです。どうしても正答にたどり着けない計算問題がありました。

【試験日や合格発表日のことについて】
・本試験の日のエピソード
 8月に入ってから地元の氏神様に絵馬を奉納しました。
 試験前日には温度風の方位を逆にするなどのよくするミスを付箋に書き出して試験の休憩時間中に眺めました。
 試験当日、直前まで自宅で授乳していたためタクシーで会場入りしたのですが、タクシーの運転手さんが気象予報士試験の看板を見て「がんばって!」と言ってくださったのが嬉しかったです。実技1の後、答案回収時のトラブルでなかなか解放されず、休憩時間がかなり削られたので、この間にメンタルも削られました。男性はお手洗いもかなり並ぶのでほとんど休憩時間などなかっただろうと思います。また、実技の試験中、文房具等を落とす方が多いのにも驚きました。実技1の試験中に自分の椅子の背もたれ付近に落ちた後ろの席の受験生のものさしを拾ったのもいい思い出です。

・合格発表日のエピソード
 長男が「おめでとう~!」と拍手して喜んでくれました。次は僕が受験する番だそうです。

【今後のことについて】
・気象予報士の資格を何に活かしたいか
 長男が気象予報士試験に挑戦することがあれば試験勉強のお手伝いをしたいと思いますし、現在の職務に活かせたらいいなと考えております。

【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
 ケアレスミスを防ぐことと最後の最後まで心を挫かないことが大切な試験だと思います。

【自由記入欄】
 合格までの受験回数:2回
第61回:一般〇、専門×、実技は受験せず
第62回:一般免除、専門〇、実技〇

TeamSABOTEN以外で利用したコンテンツ:
市販書籍(新 百万人の天気教室(改訂版)、一般気象学、荒木健太郎さんの書籍)
市販問題集(精選問題集、気象予報士かんたん合格テキスト 〈実技編〉 (らくらく突破)、気象予報士試験 模範解答と解説(天気予報技術研究会))
アプリ(ユーキャンの資格アプリシリーズ、気象天気記号、WordHolic)
七田式 理科ソングCD(地学)、社会科ソングCD(日本地理、世界地理)
NHKプラスで毎日ニュースの天気予報を見る、気象庁のサイトで毎日地上天気図、衛星画像を見る

合格までに要した費用:約20万円(プリンタ・ラミネーター本体費用や過去問印刷コスト等は除く)

 トータルの学習時間:900h程度(家事しながら動画聞き流し程度の時間を含む)

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