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第61回試験 合格

Мさん(女性、専業主婦で育児中)

受講歴

実技事例演習コース、実技時短サーキットコース、オリジナル合格模擬試験、サボテンドリル

コメント

【気象予報士の学習や試験のことについて】
・勉強をはじめたキッカケ、目的
 昔から空の雲を眺めるのが好きで、単純に気象予報士ってかっこいい!って思ったからです。
 かっこいいは正義だと思います。

・勉強期間
 1年3か月くらい

・1日の平均勉強時間
 60回試験までは毎日5時間ほど、61回試験までは毎日6時間ほど勉強しました。
 休日で子供を夫の義実家に預けて勉強できるときは8~9時間ほど。

・学科一般で苦手だったところ
 放射の計算問題。

・学科専門で苦手だったところ
 衛星画像の正誤問題。

・実技で苦手だったところ
 台風関連の過去問で、強風域の大きさや距離を計算して求めるところ。
 他の計算問題は納得して求めることが出来ましたが、大きさは計測誤差?があるみたいで、
 いつも 20 海里ほどずれて引っかかっていました。

・苦手だったところを克服した勉強方法
 放射の問題に限らず、一般の計算問題は自分で問題文を図示できるか
 (瞬時に本質を問題文から読み取れるか)にかかっていると思うので、
 解くときはいつも図に書いて、類題をイメージしながら解きました。

・勉強していて楽しかったこと
 勉強自体好きなので、自然と楽しく勉強できました。
 とはいえ、8年分の過去問を7~8周したのは、さすがにきつかったです。
 正直もうやりたくありません(小声)。
 初見の問題で模範解答とほぼ同じ答案を書けたときは血がたぎりました。
 子どもと散歩していた時、雲底が平らな雲を見つけて、持ち上げ凝結高度の可視化だ!!
 と興奮した時も、勉強した内容と実際の現象の繋がりが実感できて楽しかったです。

・受験生におすすめの勉強方法
 過去問を完璧に攻略することはおそらく皆がやっていることなので、プラスαで。
 短期予報解説資料を用いて毎日欠かさず数十ページほど天気図やエマグラム・衛星画像を印刷して、
 実際ににらめっこして、実技の問題だったらどう出題されるのかな?
 と考えながら実技の模範練習をすることです。
 数値予報の天気図は最初なじみがないと思いますが、毎日来る日も来る日も天気図を印刷して
 にらめっこして自分なりに強風軸の解析の練習や、前線解析の練習、暖湿気の流れなどを可視化してみると、
 だんだんなじみのあるものになっていくと思います。
 実際、私は3歳児が隣でわちゃわちゃ遊んでいる横で天気図を広げ模範練習をしていましたが、
 3歳児も「ここがきょうふうじく!」とか「ここトラフある~」とか言えるようになっていたので(笑)、
 続けることが大事なのかと思います。

【TeamSABOTEN のスクールについて】
・感想(内容や難易度など)
 学科・実技ともに模擬試験をいくつか購入させていただきましたが、難易度は高いと思います。
 特に学科専門では本番の試験のように重箱をつつくような問題も出題されていて、
 試験前にこれではいけない!と奮起させてもらいました。

・役立ったおすすめの教材(講座、模擬試験、動画など)とその理由
 去年の夏の実技時短サーキットはとても勉強になりました。前線解析など。恭子先生のお話が面白い。
 あと模擬試験3個セットもおすすめです。
 たくさん初見の問題の練習ができるし、オリジナルグッズもついていてお得感があります。
 サボテンドリルもおすすめです。
 A4用紙に4in1で印刷して切り取り、カードを作ると外出先でも持ち運べて勉強できます。
 私はよくカフェや散歩の休憩中ベンチで繰り返し解いていました。

・サボテンにあったら良かったと思う教材やコンテンツ
 時短サーキットの教材は何度も使いたくて、最初に何部かコピー印刷したのですが、
 枚数が多く家庭用の印刷機では大変だったので、データでいただけると楽だったな…と思います。

【試験日や合格発表日のことについて】
・本試験の日のエピソード
 歯磨きをいつもより入念にしました。緊張で口が渇くので(笑)

・合格発表日のエピソード
 自分では怖くて、直接番号は見れませんでした。
 なんとか番号を確認してもらうと、なんとか番号があって、家族みんなが喜んでくれて嬉しかったです。
 3歳の息子も「ごうかくやったー!」と言ってくれました。

【今後のことについて】
・気象予報士の資格を何に活かしたいか
 何に活かせるかはまだ分からないですが、防災のことも興味があるので、それも習得しつつ、
 子どもたちに科学や気象の楽しさを伝えられるような活動に活かせられたらいいなと考えています。

【これから挑戦する受験生へのメッセージ】
 努力は必ず報われるとは言えません。努力して努力して、育児と家事以外全て勉強に捧げて、
 もうこれ以上頑張れないってところで前回の試験では落ちて、絶望して、
 「努力は必ず報われる」という言葉に深く深く傷ついたからです。
 落ちて報われなかったということは私の努力が足りなかったのか?
 じゃあいままでやってきたことは一体何だったんだろう…と闇落ちしかけたからです。
 「努力すれば必ず合格できる」これは必ずしも真ではないですが、
 「合格した人は必ず努力している」と考え直すことで、絶望の沼から這い出すことが出来ました。
 なので、これから挑戦する方々たちには、行き詰ったときには思考を逆転させることで
 何か糸口が見つかるかもしれない、ということを伝えたいです。
 勉強法についても試行錯誤だと思いますが、見方一つ変えることで
 自分に合った突破口が見えてくると思います。

【自由記入欄】
 戦歴です↓
 勉強開始:2022年10月~総勉強時間約1800時間
 59回試験 一般○・専門○・実技×
 60回試験 一般免・専門免・実技×
 61回試験 一般免・専門免・実技○ 完全合格
 
 合格できてとても嬉しいです。
 たくさんの講義やドリル、模試を活用させていただきました。
 本当にありがとうございます。

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