●「気象予報士試験って、どんな問題が出るん?」その③
こりずにまた登場しました。
生まれも育ちも群馬県の気象予報士、TeamSABOTENの河原です。
地元のJリーグチームの成績が悪いので、残念な気分です。
今回のblogにも、上州弁を入れさせてもらいます。
飽きずに、最後までお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
前回までのblog記事をもちまして、学科一般(予報業務に関する一般知識)に関する記事は
終了です。
今回の記事は、学科専門(予報業務に関する専門知識)に関してです。
学科専門も過去10年(第41回~第61回)の気象予報士試験を調べてみました。
このblogよりも詳しいことは、7/14に開催する夏期講習に来て頂けたら
専門の奥田先生がより詳しく解説してくれます。(多分・・・)
※夏期講習の受講生募集中です。詳細は↓です。
一番右に怪しい奴が居ます。
●学科専門試験の出題科目
学科専門試験(予報業務に関する専門知識)に出題される科目は、
・観測の成果の利用
・数値予報
・短期予報、中期予報
・長期予報
・局地予報
・短時間予報
・気象災害
・予想の精度の評価
・気象の予想の応用
となっています。
某天才物理学者風に言うなら・・・。
「ははははは~っ、サッパリ解らない。」
上州弁で言うなら・・・。
「サッパリ解んねぇ。」
(‘-‘)コワイヨコワイヨ
●過去10年の科目別出題数(学科専門試験)
過去10年分とは第41回~第61回の21回分です
2問以上出題されているところは、色を着けてあります。
上から3段目までは毎回複数問出題されていて、ほぼ10問あります。
学科専門の試験も、一般科目と同じでマークシート方式により15問出題され、
合格ラインは11問正解です。
ですから、上から3段目までしっかり学習して得点できれば、
あとは4段目より下の項目で、1~2問正解すれば合格ラインに届きます。
●試験内容がけっこう変わるのが「学科専門分野」
上の表の最上段の「観測の成果の利用」に関しては、4~5問出題されます。
・気象レーダー
・衛星画像
・ウィンドプロファイラー
・地上気象観測
等、かなり広範囲にわたっています。
見ての通り、これらは技術の進化に伴って機器の更新が行われるものです。
気象レーダーは、令和2年3月から二重偏波気象ドップラーレーダーの導入を開始し、
試験問題にも出題されるようになってきています。
少なくとも令和2年3月より以前に書かれたテキストの使用はおすすめできません。
気象衛星が打ち上がり世代交代すれば、試験内容も変わります。
最近では地上気象観測の目視による観測が自動観測になりました。
これを反映させた書籍は現時点(2024.6.14)では出版されていないのではないでしょうか。
このように学科専門は、技術の進化や防災情報の高度化により、内容が変わっていく分野です。
TeamSABOTENの気象予報士スクールでは、奥田純代先生がその辺をしっかり把握して、
情報提供や模試づくりをしていますので、どうぞ安心してサボテンの教材をご利用ください。
勉強しなきゃなんねぇ事が、なっからあるけど、せわね~よ。
●試験突破にはTeamSABOTEN気象予報士スクールへ
TeamSABOTENでは、学科専門試験合格のため、様々なコンテンツをご用意しております。
是非ご活用ください。
コンテンツはこちら↓
スクールの実績は19年以上(2024.4現在)あります。
どうぞ安心してお任せください。
河原もスクールで講師をやったり、教材作りなどをしています。
これで、学科試験の突破は
「間違いないっ」
古つ!
次回は
「気象予報士試験って、どんな問題が出るん?」その④
実技試験編です。
イロイロな意味で最大の難関です。
最後に・・・。
blogで「こんな事を話題にして欲しい」とか、「こんな記事を書いて欲しい」
とか、リクエストをお寄せいただければウレシイです。
Blog下のコメント欄にでも記載していただけると、スタッフ全員喜びます。
※なお、書き込みはTeamSABOTENのHPのサイト会員の方のみ可能です。
またあとでね~。
TeamSABOTEN 気象予報士 河原隆之
TeamSABOTEN 気象予報士スクール
当スクールでは、学科分野から実技分野まで気象予報士試験に合格できる様々なオンライン講座をご用意しています。 また、長年 オリジナル模擬試験も作成・販売しており、 “ 気象の本質がよくわかる ” と 受験生に大好評です。 気象予報士の資格取得後は、気象の専門家を目指してスキルアップできる環境も整っています。
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